ホーチミン博物館

サイゴン川沿いを走るトンドゥックタン通りを南下して橋を渡った先にあるのが「ホーチミン博物館」です。
ここはベトナム戦争の英雄、ホー・チ・ミンに関連した資料が展示されています。

ホーチミン市の大学はこの博物館の見学を必修科目としているので、ちらほらと大学生の姿を見ることもできます。
敷地内は小さな公園のようになっていて、蓮のモニュメントやホーチミンの若かりし頃の像が建てられています。
サイゴン川を見渡すこともできますので、館内に入る前に一通り一周してみましょう。


ホーチミンの若い頃の像です。
この当時は名前はまだホーチミンではなく、「グエン・タッ・タン」という名前でした。


サイゴン川です。


昔のベトナム人の風景写真です。
非常に貴重な写真です。
こちらも敷地内に展示されていますので、ゆっくりと見学しましょう。

館内

館内にはホーチミン像をはじめとしてホーチミンの出生から生い立ち、革命家としての活動などの資料が展示されていて、ホーチミンの一生を辿ることができます。

ホーチミンはベトナム中北部で生まれ、農村出身です。
当時この地域はフランスの植民地としてベトナム人は弾圧を受けてきました。
そんな中、ホーチミンはフランスに渡り、フランス文化を学んだのです。
その後ホーチミンはヨーロッパ、アメリカと世界を周遊し、語学と知識を学びました。

ホーチミンは革命家として、元首として民族解放と独立を目標に活動してきました。
そしてベトナム戦争が終結した1975年、その目的はついに果たされたのです。

ホーチミンが愛されているのはその人柄と言ってもいいでしょう。
人民への挨拶の言葉としては「みなさん、ご飯はきちんと食べていますか?」と言い、常に飴玉をポケットに入れていました。
子どもたちからも好かれ、粛清を嫌い、生涯通してベトナム人民のために活動をしてきました。

しかし反共の南ベトナムの人や難民であるベトナム系アメリカ人の人々はホーチミンを憎んでもいます。
ホーチミンが実は多くの民を粛清していたこと、ホーチミンがいたからベトナム戦争が長引いたことなどを引き合いに、「ホーチミンは殺人者」とプラカード掲げて運動を起こしたこともあります。
しかし、実際のところ、どこまでが事実なのかは雲の中です。

このようにホーチミンの活動はベトナムのみならず世界で注目されました。 展示資料の中には日本の週刊朝日が取り上げた記事もあります。


こちらの写真はロシアの政治家レーニンです。
ホーチミンはレーニンを尊敬し、「彼は遠くロシアにいるが、まるでベトナムにいるような感じだ」と言いました。
同じ革命家としてレーニンの行動を模範としていたのです。

ホーチミンはベトナムの歴史を語るに欠かせない人物ですので、是非ホーチミン博物館を見学していってください。

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